2014年5月28日水曜日

維新分党での影響は?

日本維新の会が分党することになりました。

まぁ、石原&橋下の共同代表では上手く行かないことはわかってた。
むしろお互いに擦り寄らずに分党を決断したことは良かったのではないか?

ただ、私はこう思う。
この二人が今回揉めたのが「結いの党」との合流。
「自主憲法制定」を掲げる石原氏にとっては、「結いの党」との合流は無理筋。
数を集めて与党に対抗したい橋下&江田は話がついており、
もはや分党は避けられない状況に。
橋下にかつての人気と勢いがあれば、
「自主憲法制定」を江田に認めさせることぐらい余裕だっただろうと思う。
江田も橋下の人気に頼って簡単に折れただろう。
しかし、今の状況ではそれは許されない。
昔なら維新が結いを吸収合併で済んだが、今なら対等合併。
こうなると石原も引くに引けないだろう。

結局、別れることになったが、東の維新はこれからどうするのだろうか?
みんなの党を飲みこむか?それとも自民に復党するか?
ほぼどっちかしか選択肢がないと思うけどな。

それに、西の維新も結いと合流するということは、
大阪府議会で統一会派を組んでいるみんなの党はどうするのか?
結いはその点については難色を示さないのだろうか?

結局のところ、勢いのない結いと西の維新が合流しても大したインパクトもない。
来年4月の統一地方選挙もプラスにも働かない。(マイナスにはならないだろうが・・・)
大阪維新の会が今の状況を維持出来ないのは今の議会の現状を見ればほぼ確実だし、
息の根止まる最後の足掻きって感じにしか見えないけどな。

一発あるなら、大阪府議会で現在維新が提出している区割り法案が可決されるかどうか。
維新が野党の切り崩しに成功して、可決に持ち込めれば勢いが付く可能性はある。
ただ選挙まで1年切ってるし、
反維新で団結している野党をそう簡単には崩せないだろうと思っています。

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